歯周病は、口の病気ではなく“全身の病気”です
歯周病というと、
「口の中のトラブル」というイメージが強いかもしれません。
けれど実際には、歯周病は歯ぐきだけの問題ではありません。
歯周病は、歯と歯ぐきのすき間で細菌が増殖し、
慢性的な炎症が続く病気です。
その炎症部分から細菌や炎症性物質が血流に乗ることで、
全身に影響を及ぼす可能性が指摘されています。
人医療では、歯周病と心疾患、糖尿病、腎疾患などとの関連が研究されています。
犬や猫でも、重度の歯周病が慢性的な炎症状態をつくり、
心臓や腎臓への負担に関与する可能性が示唆されています。
つまり、歯周病は「口の中の汚れ」の問題ではなく、
慢性炎症の病気と考えるほうが本質に近いのです。
口臭がある、歯ぐきが赤い、出血しやすい。
それは単なる見た目の問題ではありません。
体はひとつにつながっています。
口の中で起きていることは、
決して口の中だけで完結していないのです。


