食事量が減ってきたとき、最初に見直すべきこと
「最近、食べる量が少し減ってきました」
シニア期によく見られる変化です。
すぐに大きな病気を疑う前に、
まず見直したいことがあります。
ひとつは口の中の状態。
歯ぐきの炎症や歯のぐらつきがあると、
痛みから自然と食事量が落ちます。
次に、姿勢と環境。
首や腰に違和感があると、
食器の高さひとつで食べづらくなります。
そして意外と見落とされやすいのが、
フードの保存状態と油の酸化です。
食事量が減ると、
一袋を消費するまでの期間が長くなります。
すると、開封後のフードが空気に触れる時間も延び、
油の劣化が進みやすくなります。
香りが落ちる。
味が変わる。
さらに食いつきが悪くなる。
こうして“食べない → 劣化が進む → さらに食べない”
という悪循環が起きることがあります。
食欲低下は、
体のサインでもあり、環境のサインでもあります。
量だけを見るのではなく、
保存状況や消費ペースまで見直すこと。
小さな調整で整うケースも、少なくありません。


