体重が標準でも、栄養不足は起こります
体重が基準範囲に入っていると、
「栄養は足りている」と思われがちです。
けれど実際には、
体重と栄養状態は必ずしも一致しません。
筋肉が減っても、
脂肪で体重は保たれていることがあります。
食べている量が同じでも、
消化吸収の効率は年齢とともに変わります。
さらに、血液検査のデータにも
ヒントが隠れていることがあります。
基準範囲の中に入っていても、
アルブミンが下限寄りだったり、
総タンパクの推移が安定しなかったり。
「異常」ではなくても、
“余力が少ない状態”を示している場合があります。
大切なのは、
一つの数値だけで判断しないこと。
体重、筋肉量、触った感触、
そして血液データの流れ。
それらを合わせて見ることで、
見えてくるものがあります。
栄養は、
数字だけでは測れません。
けれど、数字の中にもヒントはあります。


