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セミナー発表の準備

私の往診では、オゾン療法を行っています。

取り入れ始めたころは、知名度はかなり低い治療法でしたが、最近はインターネットなどで調べられた飼い主様からオゾン療法をご希望ということで、往診するケースも出てきました。

私は『日本医療・環境オゾン学会』という、いささかマイナーな学会(?)の会員なのですが、その学会の獣医部会という部門で10月1日(日)に獣医師を対象としたオゾン療法のセミナーが開催され、そこで30分ほど発表することになりました。

タイトルはそのまま『往診診療におけるオゾン療法の活用』

オゾン療法セミナー資料

私の場合は往診専門のため、ある程度の検査はしますが、確定診断にいたるまでの高度医療機器もありまんせんし、あまり検査漬けにはしない方針で診察しているので、発表とはいってもデータらしいデータはあまりないですし、学術的な難しい話はできず『こんな子が元気になった♪』『あんな子が元気になった♪』という、誰が聞いても分かりやすい報告になってしまうのですが。。

最近は、なかなか資料を作る時間がとれず焦っていたのですが、なんとか間に合いそうです。

ご存知の飼い主様はご存知かと思いますが、私はこのオゾン療法をとても気に入っており、本当に様々な経験をさせてもらっているので、話し出すと止まらないくらい・・(笑)。

往診診療では、高齢のペットや、さまざまな病気の末期の状態で動物病院までの移動のストレスを回避したいということで呼ばれるケースも多く、動物病院の診察台ではなく、ご自宅というストレスのかからない環境で処置をさせていただけるため、その反応の出方が見やすいのかもしれませんね。

もっともっと、この治療法が一次診療の動物病院や、高度医療機器を備えた二次診療施設でも活用されればいいのにな、と思っています。

 

実は、オゾン療法の関係で発表するのは3回目になります。

もともと壇上で発表するような器ではないので、一見度胸が据わっているように見えて(?)毎回かなりテンパっているので、いかにして上手にカンペを作るか考えています。

 

頑張ります♪