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そのフード、本当に“良い油”が使われていますか?

ドッグフードやキャットフードを選ぶとき、

たんぱく質量や「無添加」という言葉に目が向きがちです。

けれど実は、見落とされやすいのが油の質です。

脂質は単なるエネルギー源ではありません。

細胞膜の材料となり、ホルモンや免疫、皮膚・被毛の状態、炎症バランスにも関与する重要な栄養素です。

犬や猫の健康を考えるうえで、

油の種類と“酸化を防ぐこと”はとても大切な視点になります。

そして
原材料表示に「動物性油脂」とだけ書かれている場合、

その由来や品質は分かりません。

一方で、魚油や亜麻仁油など具体的に記載があるものは、

脂肪酸の内容を意識して表記している可能性があります。

特にオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)は、

皮膚や関節の健康維持に有効であるという内容が多く報告されています。

ただし、どんなに良質な油でも、

酸化してしまえば体への負担になります。

特にオメガ3脂肪酸は酸化されやすい油。
保管の仕方が重要です。

開封後は密閉し、直射日光や高温多湿を避け、

できるだけ早めに使い切ることが理想です。

ペットフードの油は、毎日少しずつ体に入るものです。

だからこそ、

脂質の種類、脂肪酸バランス、保存状態という基本を見直すことが、

将来の皮膚トラブルや慢性炎症の予防につながります。

オゾン療法

オゾン療法 ― 自然治癒力を引き出す

🌿 オゾン療法とは

オゾン療法は、医療用のオゾンガスを用いて血液や組織の代謝を整え、体内の抗酸化力や免疫バランスを高める自然療法です。
オゾンは高い反応性をもつ酸素の一形態で、適切な量を与えることで**ホルミシス効果(適度な刺激により生体の防御力を高める作用)**が生じます。

これにより、慢性炎症や疼痛、代謝の低下などを根本から整え、細胞レベルでの修復を促します。

オゾン療法は、100年以上前にドイツで医療として導入され、現在ではヨーロッパ各国・ロシア・キューバなど世界50か国以上で臨床的に認知されています。
日本ではまだ保険診療の対象外(自由診療)ですが、人の医療では「血液クレンジング療法」として広く行われ、がんや慢性疾患の補助療法として注目されています。

🩸 オゾンがもたらす生理学的な働き

オゾンが血液と反応することで、細胞の酸化還元バランスが整い、抗酸化酵素の活性が高まります。
赤血球や免疫細胞が活性化され、からだ全体の代謝や防御機構が強化されます。

その結果、

血流改善(末梢循環・低酸素状態の改善)

抗酸化力の増強(SOD・グルタチオンなどの酵素誘導)

免疫機能の調整(自己免疫・炎症反応の緩和)

鎮痛・抗炎症作用(神経伝達・サイトカインの調整)

といった多面的な効果が期待されます。

🐾 治療方法

動物医療では、負担が少なく全身的な作用が得られるオゾン注腸法が主流です。
細いカテーテルを肛門から挿入し、腸内に少量のオゾンガスを注入します。
腸から吸収されたオゾンが血液循環を通して全身に作用し、代謝や免疫バランスを整えます。

症状や目的に応じて、以下の方法を組み合わせることもあります。

大量自家血療法(血液クレンジング療法):一定量の血液を静脈から採取し、その血液を直接注射器内でオゾンガスと反応させてから体内に戻す方法

少量自家血療法:少量の血液にオゾンを反応させて皮下または筋肉へ注射

オゾン水・オゾン化オイル:外用として使用(創傷・皮膚炎・耳炎などに)

耳オゾン療法:耳の中にオゾンガスを注入、耳内の炎症や脳神経系のトラブルに

※オゾンは不安定な気体のため、治療ごとにその場で発生させて使用します。

🌸 このような症例に効果が期待されます

がんケア・腫瘍性疾患:免疫活性化・疼痛緩和・酸化ストレスの軽減

椎間板ヘルニア・慢性関節炎:神経修復促進・血流改善・痛みの軽減

神経疾患:代謝促進・神経伝達改善・機能回復のサポート

腎不全・肝疾患などの慢性疾患:細胞代謝促進・解毒機能のサポート

アトピー・慢性皮膚炎:抗炎症・皮膚再生促進・感染抑制

シニア期のエイジングケア:代謝・血流・自律神経バランスの改善

これらの効果は、オゾン自体の“薬効”ではなく、
生体がもともと持つ自己修復力を引き出す反応によってもたらされます。

☀️ 治療ペースと安全性

治療目的で積極的に行う場合は、週1回程度が目安です。
体調維持や再発予防のためのメンテナンスでは、2〜4週に1回の継続が理想的です。

オゾン療法は体内で酸素に変化して残留しないため、副作用の報告はほとんどなく、
シニア犬・猫や慢性疾患の子にも安心して行える療法です。

🕊️ 最後に

オゾン療法は、「病気を抑える」治療ではなく、
生命そのものを整え、再び元気を取り戻すためのケアです。

がんや神経疾患、慢性疾患のケア、そしてシニア期の健康維持まで――
西洋医学的治療と併用することで、より穏やかで質の高い時間をサポートします。

💬 「今の治療にプラスして、自然な回復力を高めたい」
そんなときに、ぜひ一度ご相談ください。

CBCテレビで紹介される予定です

先日、私の往診診療の1日密着取材がありました。
放映日が決まりましたので、お知らせいたします。
 
CBCテレビ『チャント!』
往診専門獣医師に密着
放送日:7/7(月)17:30〜(予定)
配信(全国で見られます):ロキポ というサイト内特集ページ 7/8〜8/8まで
 
ご協力いただきました、飼い主様&ペット達、ありがとうございました。
 
愛知県エリアの方はもちろん、動物の往診に興味がある方も是非ご覧ください!

note、開設しました!

2025年6月2日。

私がるい動物病院を開院して11年目を迎えました。

この節目に、≪note≫を、開設し、【ペットのガンと代替医療】に特化した情報を発信することにしました。

私がこの11年の間、探し続け実践してきた情報や、これから見つけるであろう、新しい情報をお届けできたらと思っています。

往診獣医るいちゃん先生/ちゃこーるぐれいオーナー|note