往診で見える、“病院では分からないこと”
往診では、ペットの“素の表情”を見ることができます。
それは、動物病院のような緊張感がない環境だからです。
診察室ではしっかり歩いていたのに、
ご自宅では立ち上がるまでに時間がかかる。
そんな違いに出会うことは少なくありません。
犬や猫にとって病院は非日常の空間です。
緊張や興奮によって一時的にアドレナリンが上がり、
普段よりも元気に見えることがあります。
けれど、ご自宅では違います。
いつもの床、いつもの段差、いつもの寝床。
その環境の中での動きや姿勢こそが、本来の姿です。
往診では、
・立ち上がるまでのわずかな間
・滑りやすい床での足の開き方
・水飲み場までの歩幅
・家族の呼びかけへの反応
そういった日常の細かな動作を見ることができます。
検査機器では測れない情報が、
生活の中にはたくさんあります。
病気だけでなく、暮らし方ごと体を考えること。
それが、往診だからこそ見える視点です。


