食事量が同じでも、吸収できていないことがあります
「きちんと食べているのに、筋肉がつかない」
そんなケースは少なくありません。
食事量が足りないのではなく、
体の中で“使いきれていない”ことがあります。
栄養は、
食べる → 消化する → 吸収する → 代謝して使う
という段階を経て、初めて筋肉やエネルギーになります。
この“使う力”には、
ビタミンやミネラルといった微量栄養素が深く関わっています。
たんぱく質を摂っていても、
それを筋肉に変えるための補酵素が不足していれば、
効率よく利用できません。
つまり、
カロリーやたんぱく質の量だけでは不十分な場合があるのです。
特にシニア期では、
消化力だけでなく、代謝の効率も変化します。
体重が保たれていても、
筋肉が薄くなっていないか。
活動性が落ちていないか。
「食べているのに変わらない」ときこそ、
量ではなく“質とバランス”を見る視点が必要です。
栄養は、
足すだけでは整いません。
使える形になっているかどうかが鍵になります。


